Thule Test Centerの風洞試験データによると、車両リアのカーゴソリューションを装着すると、何も着けない場合より優れた空力性能を得られるという結果が導かれました。
車両の後ろに大きなカーゴボックスを接続すると空気抵抗が減るなんて、すぐには信じられない話かもしれません。でも、確かにそういう研究結果が出たのです。
最も販売されている電気自動車Volkswagen ID4を複数用意し、様々な気象条件で5400kmに及ぶ走行試験を実施しました。その結果は控えめに言っても興味深いものでした。
Thule Arcosヒッチカーゴキャリアを装備した車両のエネルギー消費量(kWh/100 km)は、平均値の95%でした。つまり、Volkswagen ID4にThule Arcosをつないで走行したところ、何もつながない車両よりも航続距離が5%*改善されたのです。これは、ID4の搭載バッテリー容量において航続距離が約17 km延長された*ことを意味します。コンピューターによるシミュレーションでも、裏付けとなる同様のデータが導き出されています。
到達できる距離を伸ばし、ギアの搬送能力を高める。この2つは同時に実現できます。
私たちのテスト結果は、スウェーデン最大の自動車雑誌『Vi Bilägare』が実施した外部テストでも裏付けられています。旅行レポート、試乗レポート、カーアクセサリー情報などを扱う1930年創刊の同誌が、ルーフボックスとThule Ontoリアカーゴボックスを、電気自動車と燃料エンジン搭載車の両方でテストしました。
『Vi Bilägare』誌のテストでは、トウバーカーゴキャリア装着時の空気抵抗はルーフボックスに比べて小さく、何も装着しない状態よりも燃料やバッテリーの消費量が抑えられるという結果が出ました。
同誌の記事には、「エネルギー消費量を増やさずに荷物用スペースを増やすひとつの方法として、最近流行のトウバーカーゴボックスを装着するという手がある」こと、「ボックスを装着してテストルートを走行すると、ガソリン車と電気自動車のいずれでも、何も装着しない状態に比べてエネルギー消費量がわずかに抑えられた」ことが述べられています。
『Vi Bilägare』誌の原文記事(スウェーデン語)は、こちらでお読みいただけます。
リアカーゴキャリアを装着すると、コンパクトなシティカーのさまざまな活用法が広がります。ある日は自転車を積んで未知の世界へ、またある日は荷物をまとめて週末旅行へ…。アクティビティを決めるのはあなた。そのためのソリューションをThuleが提供します。