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Close-up of a gray Thule AllTrail hiking backpack on the grass.
使い方ガイド

バックパックの洗い方がわかる徹底ガイド

汚れてしまったバックパック、どうやって洗えばいいの? 当社の洗い方ガイドに従ってお手入れすれば、すぐに新品同様のきれいさを取り戻せます。

あなたのバックパック、最後に洗ったのはいつ頃ですか? もしかしたら一度も洗ったことがない? お手入れしないで使い続けると、ホコリ、土、汗、油などの汚れが蓄積されて傷みやすくなります。

バックパックは正しくケアすれば長持ちするもの。どうか大切にして、お値段以上に長くご愛用ください。

とはいえ、小まめに洗うのは面倒な気がしている方や、洗い方がわからない方、手順が難しそうなので敬遠している方も少なくないでしょう。

実は、バックパックのお手入れは決して難しくありません。ここで説明するステップのとおりに行えば、新品同様のきれいさを取り戻せます。

やり方は、洗濯機を使う方法と手洗いによる方法の2とおりがあります。ここでは両方についてご説明しましょう。

この記事で説明する内容:


バックパックは洗濯機で洗える?

普通、この情報は取り扱い表示ラベル(バックパックの内側)に記載されています。表示が見当たらない場合、次のような部分があるバックパックは洗濯機で洗わないほうがよいでしょう。

  • 取り外せないフレーム
  • 保護コーティング
  • 宝石のような飾りパーツ
  • 鉄製の飾りパーツ
  • プリントシールやワッペン
  • 取り外せない革製の縁取りや飾り

洗い方を判断するときは、バックパックの素材を考慮することも大切です。取り扱い表示ラベルを必ずチェックしましょう。表示が見当たらない場合は、次のような基準に従って大まかに判断することができます。


ナイロン製バッグの洗い方

The nylon Thule Paramount backpack with a white background.

洗濯機:可。ほとんどのナイロン製バッグは洗濯機に対応しています。ただし、熱いお湯を使うと布地が痛み、耐久性に悪影響があるので注意してください。40 °C(100 °F)程度のぬるま湯で洗うことをおすすめします。

手洗い:可

ほかの洗濯物と一緒に洗う:不可。ナイロンをほかの洗濯物に混ぜると、色落ちが起き、ほかの洗濯物の色がくすんでしまう場合があります。

乾燥機:不可。乾燥機の強い熱は、ポリエステル製の布地やジッパー引き手、ストラップなどを傷めます。

漂白剤:不可。布地の傷みや黄ばみの原因になります。

熱湯:不可。ナイロンを熱いお湯で洗うことは、布地の傷み、シワの原因になります。

洗剤:可。ナイロンの洗濯と汚れ落としにはマイルドな洗剤をおすすめします。強力な洗剤を使うと、バックパックの色や防水機能が損なわれる場合があるので注意してください。

(写真:Thule Paramount Backpack


ポリエステル製バッグの洗い方

The polyester Thule Exeo backpack with a white background.

洗濯機:可。ほとんどのポリエステル製品は洗濯機に対応しています。ただし、高温には弱いので注意してください。40 °C(100 °F)程度のぬるま湯で洗うことをおすすめします。

手洗い:可

ほかの洗濯物と一緒に洗う:可。ポリエステルの場合、ほかの洗濯物から落ちた染料が移る心配はありません。

乾燥機:不可。乾燥機の強い熱は、ポリエステル製の布地やジッパー引き手、ストラップなどを傷めます。ポリエステルは乾きが速いので、吊り下げて自然乾燥させれば十分です。

漂白剤:不可。布地の色落ちや傷みの原因になります。

熱湯:不可。ポリエステルに高熱をかけると繊維の組織が壊れてしまい、色が落ちます。ぬるま湯なら、布地が傷むことはなく、汚れ落とし効果が冷水よりも高いのでおすすめです。

漂白剤:可。一般的な洗剤やマイルドな洗剤で布地が傷む心配はありません。強力な洗剤を使うことは避けてください。

(写真:Thule Exeo backpack)


キャンバス製バッグの洗い方

The canvas Thule AllTrail X hiking backpack with a white background.

洗濯機:可。キャンバス素材は洗濯機に対応できます。ただし、布地が縮みやすいので熱いお湯は適していません。冷たい水を使いましょう。

手洗い:可

ほかの洗濯物と一緒に洗う:不可。キャンバスをほかの洗濯物に混ぜると、色落ち、色移りが起きる場合があります。

乾燥機:不可。

漂白剤:不可。布地の傷みや黄ばみの原因になります。

熱湯:不可。熱いお湯は布地が縮む原因になります。

洗剤:可。マイルドな中性洗剤、石けん、ベビーシャンプーが適しています。

(写真:Thule AllTrail Hiking Backpack)


以上で、バックパックの素材に応じた洗い方の説明はおしまいです。方法がわかったら実際にやってみましょう!

方法1. 手で洗う


必要なもの:

  • 水を張った浴槽、流し台、またはバケツ
  • 石けん、洗剤(漂白剤が入っていないもの)、またはベビーシャンプー
  • スポンジ(できればソフトな面と粗い面を使い分けられるもの)、または歯ブラシ
  • 吸引式の掃除機
  • 乾いたタオルまたは布

ステップ#1 バックパックの中身をすべて取り出す


  • 洗いたくないものはすべて取り外します。

  • 取り外し可能なポケットやストラップは、別々に洗えるように外しておきます。
An illustration of a backpack being emptied of headphones, a key, and a strap.

ステップ#2 大まかな汚れを落とす


  • お手入れを効率よく進めるために、まず、付着している土や砂を落とします。それには、バックパックを上下逆さにして振るか、掃除機にアタッチメントを付けて吸い取るのが一番です。
An illustration of vacuum cleaner sucking up dirt inside a backpack and a hand shaking the backpack.

ステップ#3 メーカーの取り扱い表示をよく読む


  • 正しい洗い方については、そのバックパックのメーカーが誰よりも詳しく知っています。製品を傷めずに洗うには、メーカーによる取り扱い表示を守ることが大切です。
An illustration of the care label on a backpack.

ステップ#4 ひどいシミ汚れは前処理する


  • 特にひどく汚れてシミができてしまった場合は、バックパック全体を洗う前にその箇所を前処理しましょう。ステインリムーバーを塗ってから、スポンジまたは歯ブラシでやさしく擦り、30分ほど置いてリムーバーを馴染ませます。

  • ステインリムーバーの量はほどほどにしましょう。汚れた部分全体を覆う量があれば十分です。漂白剤は使わないでください。
An illustration of a bag being treated with stain-remover, a sponge rubbing the backpack.

ステップ#5 バックパックを洗う


  • 浴槽、流し台、またはバケツに、ぬるま湯をいっぱいに貯めます。バックパックの2倍以上のサイズがある容器を使いましょう。十分な大きさがあると、すべての部分をきれいに洗うことができ、周りを水浸しにしなくて済みます。

  • 中性洗剤、石けん、またはベビーシャンプー(ご家庭にあるもの)をぬるま湯に溶かします。こうしたマイルドな洗浄料を使えば布地が傷まず、においもナチュラルに仕上がります。

  • スポンジまたは布を使って、バックパックの外側と内側をやさしく擦ります。汚れがひどい部分や、バックパックを背負ったときに身体と接触する部分は、特に注意して丁寧にお手入れしましょう。

  • 取り外し可能なポケットやストラップも同時にお手入れする場合、そうしたパーツは外して別々に洗いましょう。洗い方は同様です。
An illustration of how to wash a backpack in a tub with a sponge.

ステップ#6 バックパックをすすぎ、乾かす


  • 石けんや洗剤の成分が完全になくなるまで、よくすすぎます。シャワーヘッドを使ってすすぐのが効果的ですが、蛇口からの流水でも問題ありません。

  • バックパックをタオルまたは布で軽くたたくようにして乾かします。

  • 上下逆さまに吊り下げて自然乾燥させます。直射日光の紫外線によってバックパックが傷むのを防ぐため、できれば、風通しがよい日陰の場所に吊り下げてください。また、乾燥機の使用はおすすめできません。
An illustration of a bag hung up to dry in the wind.

方法2. 洗濯機で洗う


必要なもの:

  • 洗濯機
  • 洗剤(漂白剤が入っていないもの)
  • スポンジ、または歯ブラシ
  • 洗濯ネット、または枕カバー
  • 乾いたタオルまたは布

ステップ#1 バックパックの中身をすべて取り出す


  • 洗いたくないものはすべて取り外します。

  • また、バックパックと洗濯機を傷めないよう、取り外し可能なポケット、ストラップ、金属フレームはすべて取り外します。
An illustration of a backpack being emptied of headphones, a key, and a strap.

ステップ#2 大まかな汚れを落とす


  • 手洗いする場合と同じように、まず、付着している土や砂を落とします。それには、バックパックを上下逆さにして振るか、掃除機にアタッチメントを付けて吸い取りましょう。

  • すべての部分から汚れが落ちるように、コンパートメントのジッパーはすべて開いておきましょう。
An illustration of vacuum cleaner sucking up dirt inside a backpack and a hand shaking the backpack.

ステップ#3 メーカーの取り扱い表示をよく読む


  • 繰り返しますが、正しい洗い方についてはバックパックのメーカーが誰よりも詳しく知っています。製品を傷めずに洗うには、メーカーによる取り扱い表示を守ることが大切です。

  • ほとんどのバックパック製品は洗濯機に対応していますが、洗濯に適した水温設定は製品によって異なります。取り扱い表示ラベルを必ずお確かめください。
An illustration of the care label on a backpack.

ステップ#4 ひどいシミ汚れは前処理する


  • 特にひどく汚れてシミができてしまった場合は、バックパック全体を洗う前にその箇所を前処理しましょう。ステインリムーバーを塗ってから、スポンジまたは歯ブラシでやさしく擦り、30分ほど置いてリムーバーを馴染ませます。

  • ステインリムーバーの量はほどほどにしましょう。汚れた部分全体を覆う量があれば十分です。漂白剤は使わないでください。
An illustration of a bag being treated with stain-remover, a sponge rubbing the backpack.

ステップ#5 バックパックを洗う


  • ポケットやジッパーによってバックパックと洗濯機を傷めないよう、バックパックを洗濯ネットまたは枕カバーに入れます。

  • 布地を傷めず、においもナチュラルに仕上げるために、マイルドな洗剤を使いましょう。漂白剤や柔軟剤は使用しないでください。

  • 冷水かぬるま湯を使い、洗濯コースの設定ではいちばんマイルドな洗い方を選びます。

  • 取り外し可能なポケットやストラップも同時にお手入れする場合、そうしたパーツは外して別々に洗いましょう。洗い方は同様です。
An illustration of a backpack put inside a laundry bag, and then put inside the washing machine.

ステップ#6 バックパックを乾かす


  • 洗濯機が止まったら、バックパックをタオルまたは布で軽くたたくようにして乾かします。

  • その後、風通しがよい場所に上下逆さまに吊り下げ、陰干しで自然乾燥させます。バックパックを傷めないよう、日光に当てて乾かすことは避けてください。また、乾燥機の使用はおすすめできません。
An illustration of a bag hung up to dry in the wind.

洗い方の説明は以上です。お気に入りのバックパックに汚れやシミがついたら、これに従ってお手入れすれば安心。きれいな状態でご愛用ください。


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