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Kayaking for beginners
ヒント

カヤック(初めての方向け)

Thuleが提供するヒントとコツを活用して、水上へと繰り出しましょう!

カヤックは人気のウォータースポーツです。プロが障害物を難なく回避し、水をかき分けて滑らかに進む様子を見れば、その理由はすぐにわかることでしょう。適切なパドリングテクニックを身に付ければ、長い距離を移動し、川や湖で岸から離れた場所も探索できます。

ただし、カヤックを初めて楽しむ方は、ゆっくりと始めることをお勧めします。カヤックをレンタルして、自分に合っているかどうか試してみたり、初心者向けクラスを受講してみたりするのもよいかもしれません。基礎を学ぶことで、初めからカヤックをより楽しむことができ、さらにお金をかけるかどうかを判断できます。

この記事の内容:

  1. カヤックはむずかしい?
  2. カヤックで遊ぶ際のチェックリスト
  3. カヤックをする際の服装
  4. カヤックの各部
  5. カヤックに乗り込む方法
  6. パドリングの方法
  7. カヤックとカヌー
  8. 初めての方向けの安全に関するヒント
  9. お子様と遊ぶカヤック
  10. エクササイズとしてのカヤック
Kayaking for beginners

カヤックはむずかしい?

そんなことはありません!カヤックは、基礎スキルを学べばすぐに開始できるため、初めての方も楽しめる素晴らしいスポーツです。もちろん、激しい流れや過酷な天候状況でカヤックをすることは、危険な場合があります。長年の経験者にもお勧めできません。


カヤックを楽しむ際のチェックリスト:

初めてのカヤックでの冒険に必要なものをリストアップしました。

  1. カヤックとパドル(レンタルする場合を除く)。
  2. ドライバッグ:身の回り品を入れることができる、カヤックのハッチに収まる小さな防水バッグ。
  3. ドリンクボトル:水分補給は必須です。カヤックのハッチの中か、足元に置きます。
  4. ライフジャケット:パドリングの際には常にライフジャケットが必要です。例外はありません。
  5. 予備の服:天候が悪化したときに備えて、重ね着ができる服を必ず携行してください。
  6. カヤック用カーラック:ご自身のカヤックを使用する場合は、目的地まで気軽に運べるようにする必要があります。ご利用の車両に最適なラックを選ぶ際に役立つガイドをご用意しています

カヤックをする際の服装

体温を維持するために、重ね着は不可欠です。重ね着の方法とお勧めの衣服の素材は次のとおりです。

  • ベースレイヤー:暑い場合は半袖を選びますが、念のために長袖を常に携行します。濡れても体温を維持できるポリエステルやポリプロピレンなどの合成繊維を選びます。
  • ミッドレイヤー:フリースや厚めのポリエステル生地の衣服がよいでしょう。
  • 防水ジャケット:持っている中で最も防水性能の高いものを選びます。中の衣類を水から守る役割があります。
  • レギンスとショーツ:寒い場合は、ポリエステル素材のレギンスと防水のショーツを選びます。暖かい場合は、念のためにレギングを携行します。

ウェットスーツやドライスーツは必要?カヤックの際にウェットスーツを着るべきか多くの質問を受けますが、正解は「着ない」です!ウェットスーツは、水中にいるときに体温を維持するように作られています。しかし、カヤックは水上でのアクティビティなので、ウェットスーツでは体温を維持することができず、動きやすさも損ないます。また汗をかくと、スーツの中がムレた状態になります(想像するだけで嫌ですね!)。

ドライスーツがベター。 防水素材であればどんなウェアでも大丈夫です。カヤック用のドライスーツが理想的ではありますが、初心者の方はまずは自宅にあるウェアの中から適したものを探してみましょう。

天候ではなく、水を意識した服装にしましょう。そして、気温の変化に備えてくださいそして、気温の変化に備えてください。水に落ちても体温を維持できるような服装にしてください。低体温症はとても怖く、暖かい日でさえ水は凍えるように冷たいことがあります。また、天候が変化したときのために、予備のウェア一式またはレイヤーを必ずカヤックのハッチ内に備えておいてください。


カヤックの各部

カヤックの各部の名称は、船乗りではない人にとっては理解し難いものに思えるかもしれません。しかし、基本はとても単純です。

  • バウ:艇の前部
  • スターン:艇の後部
  • デッキ:艇の上側(これは前に聞いたことがあるかもしれません!)
  • デッキハッチ:カヤックのデッキにあるコンパートメント。ここには、食品、予備の服、水に濡れないようにしておきたいギアを収納できます。
  • ラダー/スケグ:艇の最後部にあるフィン形のブレード。水中で、カヤックが適切な方向に進むのをサポートします。
  • バンジーコード:ショックコードやデッキラインとも呼ばれます。より多くのギアを収納する、デッキ上のコードです。
  • コックピット:ここに座ります。
  • フットペグ:フットブレイスとも呼ばれます。足を置くペダルで、身長に合わせて調整することもできます。
  • サイブレイス:コックピット内のサイドにあるカーブしたプラスチック部品で、太腿の真上に接します。

カヤックに乗り込む方法

カヤックに乗り込むのに最も適した場所は砂浜です。乗り込み、腕を使ってカヤックを水上に押し出します。

ドックから:位置が高ければ高いほど乗り込みにくいため、ドックの最も低い場所にカヤックを持っていきます。カヤックがドックと平行になるようにしてください。ドックの側面につかまりながら、すばやく足をカヤックに入れ、身体がバウ(船首)の方向を向くようにします。コックピット内ですばやく低姿勢になり、できるだけスムーズにシートに腰を下ろします。腰を下ろすと艇が安定するので、足の位置を調整します。

水中から乗り込む場合:カヤックが転覆して水中に落ちた場合は、まずカヤックをひっくり返して元に戻し、大量の水が入り込まないようにします。パドルを見つけて、バンジーコードで固定します。コックピットの縁をつかみ(このとき、片方の手で自分に最も近い側の縁を、もう片方の手で自分から最も遠い側の縁をつかみます)、キックして勢いをつけて、這い上がります。このとき、カヤック上では胸がコックピットの方を向いているはずです。次に、バランスを保つため、シートに腰を下ろすことに集中してください。体を捻ってシートに滑り込みます。その後、足の位置を適切に調整します。水深が深い場所でカヤックを楽しむ前に、浅瀬でこの再乗艇を練習してください。

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パドリングの方法

パドルの持ち方

ブレードから約15~30cm(6~12インチ)離れたところを握ります。リラックスしつつもしっかりとパドルを握ります。握りこぶしがパドルのブレードの縁と並ぶように持ちます。正しい持ち方になっているかを確認するには、パドルを頭の上に持ち上げます。そのとき、腕が90度に曲がっていれば、パドルを正しく持っています。


ストローク

前進(フォワードストローク):前に進むには、パドルで水をキャッチしようとしている場所とは反対方向に体をねじります。パドルを水の中に入れ、体を元の姿勢に戻し、元の姿勢に戻る動きの力を使ってパドルで水をかきます。水に近い方の手が腰の高さになったときに、パドルが水から出てくるはずです。水面から出ているパドルを握っている手は、常に押し出すようにし、水面下にあるパドルを握っている手は引きます。


ヒント:カヤックを前進させる力は、腕ではなく、腰のねじれを元に戻そうとする力からくるものです。


方向転換のためのストローク – スウィープストローク:ここでのストロークは、片側を大きくストロークするフォワードストロークです。スウィープストロークを行うには、ボートのずっと前の方の水中にパドルを差し込み、大きく水をかき(スウィープ)、そのままスターン(船尾)に触れそうになるまで漕ぎます。行きたい場所とは逆側でこのスウィープ動作を行います。鋭い角度で方向転換をしたい場合は、片側のみでこのストロークを行います。前進の勢いを保って方向転換するには、行きたい場所とは逆側でスウィープストロークを行い、もう一方の側で通常のストロークを行います。


カヤックとカヌー

カヤックとカヌーは、水上から自然を探索する人気のアクティビティです。これらの2つのスポーツのいずれかを始めようとお考えの場合は、理想とする水上の冒険スタイルにより近い方をお選びください。 

カヌー:

  • サイズが大きく、多くの物を運べるため、数日間の旅行により適しています。
  • お子さまとご両親が1つの艇に乗り込めるため、家族のアクティビティにより適しています。
  • ひっくり返して、頭上に担いで運べるので、湖の間をより容易に移動できます(ポーテージといいます)。
  • 足を伸ばしたり、体の位置を変更したりできるので、より快適です。

カヤック:

  • より安定していて、風や自然の力による影響をより受けにくいです。
  • 移動速度が速く、より広域を探索できます。
  • より小回りが利き、障害物をすばやく回避できます。
  • 水濡れから保護する収納で、何があってもギアを水濡れから保護します。
  • 単独でのカヤックは、複数人でのカヌーのパドリングよりも気軽です。

初めての方向けの安全に関するヒント

  • 泳ぐ能力は必要でしょうか?答えは「はい」です。水の底に足がつく場所でカヤックを楽しむのでない限り、危険が生じたときに泳げる能力は重要です。
  • カヤックを楽しむ際には必ずライフジャケットを着用してください!ライフジャケットなしでカヤックをすることは、コミュニティではタブーです(犬でさえカヤックのときにはベストを着させられます!)。
  • 日が照っている場合は日焼け止めをお忘れなく。
  • アルコールを摂取した後は、決してカヤックをしないでください。
  • 必ず水温に合わせた服装に身を包み、寒くなった場合に備えて予備の服を持っていってください。
  • 決して一人でカヤックをしないでください。
  • 穏やかな湾、静かな湖、流れの激しくない川を選びましょう。
  • 水の状況を見て、自分で泳げる自信がある場合にのみ、カヤックを楽しむようにしましょう。
  • 深い場所に行く前に、水の中からカヤックに乗り込む練習をしてください。水の中からカヤックにうまく戻ることができない場合は、泳いで戻れるように岸から離れないようにしましょう。

お子様と遊ぶカヤック

お子様と一緒にカヤックを楽しむ場合は、お子様が以前に経験していれば、タンデムカヤックのコックピットに乗せることができます。そうでなければ、ご自身の膝の上に乗せるのも1つの選択肢です。水中では、子供の体温は大人よりも早く下がるため、お子様のためにより多くのレイヤーを用意しておきましょう。

しっかりとフィットするライフジャケットをお子様に着用させてください。お子様がパドリングを希望する場合は、お子様用のパドルをご使用いただけます。お子様はすぐに飽きてしまうので、旅行のためにある程度の軽食やドリンクを用意しておきましょう。また、トイレ休憩を複数回設けるとともに、休憩がてら岸辺の自然を探索しましょう。


エクササイズとしてのカヤック

カヤックで筋肉を鍛えることはできるでしょうか?カヤックを楽しんだ翌日に襲われる筋肉痛が、この質問に対する明確な答えです。カヤックでは、背中、腕、肩が最も酷使されるため、これらの筋肉を鍛えることができます。さらに、カヤックのパドリングは、胴体をねじる動きによってインナーマッスルにもメリットがあり、ストロークごとにフットブレイスを踏み込むので脚にも効きます。また、カヤックのパドリングにより心拍数が増大するため、有酸素運動としても優れています。


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